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2014 年度 研究成果報告書

比較文化的視点から見た日本人青年のアイデンティティ形成

研究課題

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研究課題/領域番号 24530823
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育心理学
研究機関広島大学

研究代表者

杉村 和美  広島大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (20249288)

連携研究者 丹羽 智美  四天王寺大学, 教育学部, 講師 (50625936)
溝上 慎一  京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 教授 (00283656)
研究協力者 ELISABETTA Crocetti  ユトレヒト大学, 研究員
畑野 快  大阪府立大学, 高等教育開発センター, 特認助教
高橋 彩  愛知学院大学, 政策科学研究所, 研究員
杉浦 祐子  名古屋大学, 発達科学研究科
神野 真麻  名古屋大学, 発達科学研究科
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアイデンティティ / 青年期 / 文化 / 相互独立性 / 相互協調性 / 精神的健康
研究成果の概要

本研究の目的は,日本人青年のアイデンティティ形成の特質を明らかにすることであった。18-30歳の日本の青年を,ヨーロッパ,中東,アジアの青年と比較した。
その結果,①日本の青年におけるアイデンティティの形成は,欧米の青年と同様に自己の独自性を明確にする作業であると同時に,他者との関係性の維持についても配慮する作業である;②文化的自己観,精神的健康との関係から見て,少なくとも18-25歳については,日本の大学生と社会人の間で,アイデンティティの特徴に大きな違いはない;③日本の青年はヨーロッパの青年よりアイデンティティの模索を長期間行っており,アイデンティティが不安定であることが明らかになった。

自由記述の分野

発達心理学

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公開日: 2016-06-03  

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