研究課題
平成27年度は、これまで得られた面接記録及びスーパービジョン記録を分析し、精神病を持つ当事者への心理社会的支援の際に特に注力すべきポイントについて検討した。加えて、平成26年度に引き続き、精神病への心理社会的支援技術の普及を図っている研究者・実践施設と連携し、心理社会的支援技術マニュアルの整備と精神病を持つ当事者との心理面接へのスーパービジョン普及活動を継続した。平成26年度までに整備したマニュアル及び、面接記録・スーパービジョン記録に基づいて、マニュアル等の資材を再度アップデートした。また、精神病を体験した当事者のご家族より、精神病を持つ人への認知行動療法において重視すべき点及びニーズについて聴取し、心理社会的支援プログラム施行に当たってのアドバイスを得た上で、マニュアルの改訂を行った。東北大学及び東京大学と連携し、精神病への認知行動療法実践者のネットワーク(CBTpネットワーク)を通じて、スーパービジョン及びトライアル施行体制の整備に協力した。
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