研究課題/領域番号 |
24530865
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
鈴木 伸子 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70387497)
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連携研究者 |
松本 真理子 名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 教授 (80229575)
森田 美弥子 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (80210178)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 対人交渉能力発達支援 / 対人葛藤解決方略 / 承認・被侵害感 / 意見相違場面 / 日本人児童 / フィンランド |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、日本人児童の学級内の対人交渉方略と学級適応感との関連を検討すること、および日本とフィンランドの子どもの学校生活に関する対人交渉方略の比較を行い、日本の子どもの特徴を明らかにすることであった。主な結果として、承認感が高く被侵害感が低い児童は,承認感が低く被侵害感が高い児童より互恵的な方略を用いやすく,非言語的攻撃・抑制などの一方向的な方略を用いにくかった。また、日本の子どもの自己変化志向、フィンランドの子どもの他者変化志向が顕著であった。この特徴は8年生でより顕著になった。さらに、児童福祉施設に入所している児童の対人交渉方略の特徴を検討した。
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自由記述の分野 |
臨床心理学
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