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2015 年度 実績報告書

メンタルヘルス受療行動の最適化を実現する心理教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 24530866
研究機関大阪大学

研究代表者

平井 啓  大阪大学, 未来戦略機構, 准教授 (70294014)

研究分担者 谷向 仁  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60432481)
佐々木 淳  大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (00506305)
中村 菜々子  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (80350437)
山村 麻予  大阪大学, 未来戦略機構, 助教 (70745190)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードメンタルヘルス / 行動学 / ストレス / 受療行動 / 精神科 / カウンセリング
研究実績の概要

前年度までの研究で得られた調査結果を元に作成した、メンタルヘルスケアの適切な受信勧奨を促す情報提供Webサイト(「メンタルヘルスケア、活用すべき7つの理由」http://grappo.jp/mhc)についてのインタビュー調査を実施した。本サイトのターゲットとなる「心理的な問題を抱えていて、専門機関の受信を考えており、インターネットで、メンタルヘルスに関する情報を探している人」・「関心期にある人(準備気になって、Webで情報尾を調べたが、怖くなって、関心期に戻った人も含む)」・「精神科、心療内科、カウンセリングにいってみようかな、でも私がいくようなところではなさそうだから、行きにくいと感じている人」に該当する男女、様々な年代(平均年齢44.2歳、SD=12.73)の5名を対象に、一時間程度の面談を実施した。開発したWebサイトを実際に閲覧してもらい、その使い勝手や、情報量、提示する文章形態について尋ねた結果、①トップページの見やすさの調整、②心理的不調の発症から受診に至るまでの具体的な流れの説明、③リンクページの充実という3点の改善点が抽出された。
上記の指摘を受け、前年度までの調査結果と整合させながら、①トップページの情報を別ページに移して簡素化する、②具体的な架空事例を用いた受診・相談および回復までのストーリー、③自己診断ツールや地域別のクリニック検索サイト等へのリンクページを新たに開発した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 2015 その他

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 実践プログラムにおける効果のポイントは情報の伝え方にある?指定討論2015

    • 著者名/発表者名
      平井 啓
    • 学会等名
      日本健康心理学会第28回大会
    • 発表場所
      桜美林大学
    • 年月日
      2015-09-05 – 2015-09-05
  • [図書] 第14章 援助要請促進プログラム開発と評価「援助要請・被援助志向性の心理学:困っていても助けを求められない人の理解と援助(監修水野治久・編集永井智・木村真人・本田真大・飯田敏晴)」2016

    • 著者名/発表者名
      中村菜々子
    • 総ページ数
      印刷中
    • 出版者
      金子書房
  • [備考] メンタルヘルスケア、活用すべき7つの理由

    • URL

      http://grappo.jp/mhc/

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公開日: 2017-01-06  

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