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2014 年度 実績報告書

消化器症状に対する不安を測定する心理尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24530876
研究機関長崎大学

研究代表者

西郷 達雄  長崎大学, 保健・医療推進センター, 技術職員 (50622255)

研究分担者 田山 淳  長崎大学, 保健・医療推進センター, 准教授 (10468324)
冨家 直明  北海道医療大学, 心理科学部, 教授 (50336286)
林田 雅希  長崎大学, 保健・医療推進センター, 准教授 (70264223)
小川 豊太(濱口豊太)  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード過敏性腸症候群 / 認知行動療法 / 心理尺度 / GSA / VSI / 信頼性 / 妥当性
研究実績の概要

本研究では、海外で開発されている消化器症状に対する不安(Gastrointestinal symptom-specific anxiety: GSA)を測定することのできるVisceral sensitivity index(VSI)日本語版の開発と信頼性と妥当性の検証をおこなった。その結果、VSI日本語版の十分な信頼性と妥当性が確認された。わが国でIBSの心理特性を安価で時間のかかからない心理検査が作成された。
平成26年度では以下の①~④の作業をおこなった。
①IBS患者のリクルート:研究者が所属する長崎大学保健・医療推進センターの学生データベースより、IBS有症状者(学生)を抽出した。その後、医師によるIBS診断の後、本調査へリクルートした。②IBS有症状者のVSI日本語版を利用して、GSA調査およびドットプローブ課題の実施:①よりリクルートされたIBS患者および健常者に対してVSI日本語版およびドットプローブ課題を実施した。③VSI日本語版とドットプローブ課題の関連についての解析:②より得られたデータの解析を実施した。④VSI日本語版を利用した大規模調査:大学生を対象として2000名規模の大規模調査を実施した。RomeIII診断基準を用いてIBS有症状者と健常者を分けた後に、それぞれのVSI日本語版の基礎的なデータを算出するとともに、VSI日本語版とIBS-QOLとの関連を検討した。

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公開日: 2016-06-01  

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