研究課題
基盤研究(C)
少年鑑別所に入所した非行少年について調査を実施し、平均して500日間の追跡を実施した。統計解析を実施した結果、リスクアセスメントツールの総合得点が、概ね2年以内という比較的短期間には非行少年の再犯リスクと強い関係を持つことが判明した。また、合計得点によって非行少年が再犯リスクが異なる群に分類できることが分かり、対象者の処遇・教育方法を選択する際の実証的な基準が示された。この知見は、リスクアセスメントを適切に実施して非行少年の再犯を防ぐ上で重要な知見と言える。
犯罪