• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

複合ストレス後にみられる恐怖反応増強における視床下部ー下垂体ー副腎系の役割

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24530909
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験心理学
研究機関筑波大学

研究代表者

山田 一夫  筑波大学, 人間系, 准教授 (30282312)

研究分担者 一谷 幸男  筑波大学, 人間系, 教授 (80176289)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードPTSD / ラット / HPA系 / 動物モデル / グルココルチコイド受容体 / アドレナリン受容体
研究成果の概要

ラットが強いストレスを受けると,その後の条件性恐怖反応が増強する現象は,心的外傷後ストレス障害(PTSD)の有用な動物モデルと考えられている。本研究では,強制水泳とフットショックによる複合ストレスを用いて,ラットの条件性恐怖反応のストレス誘発性増強における視床下部ー下垂体ー副腎皮質ストレス反応(HPA)系の関与について検討した。HPA系を操作する様々な薬物を複合ストレス前に投与し,その後の条件性恐怖反応を観察したところ,HPA系は,複合ストレス時にグルココルチコイド受容体とアドレナリンβ受容体の賦活が相補的に作用することで,ストレス誘発性恐怖反応増強の成立に関与していることが明らかになった。

自由記述の分野

実験心理学・行動神経科学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi