研究課題/領域番号 |
24530966
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
井下 理 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (30129069)
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研究分担者 |
井下 千以子 桜美林大学, 心理・教育学系, 教授 (60407757)
田部井 潤 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (50267861)
柴原 宜幸 日本橋学館大学, リベラルアーツ学部, 教授 (30327275)
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キーワード | 国際情報交換 / カナダ:オーストラリア / キャリア教育 / ライティング教育 / 教材・教授法開発 / ジェネリックスキル / 質保証 / ラーニングコモンズ |
研究概要 |
2年度目にあたる25年度は、資料収集と分析並びに分析結果の発表や報告を精力的に展開した。国内での研究活動に加えて、海外における発表や研究者との情報交換並びに追加的な資料収集を展開した。4人の共同研究活動が、上記の諸活動を有機的に統合しつつ、 相乗効果が出る形での活動を行うことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
研究分担者が、それぞれに担当作業をこなし、全体としても進んでいる。25年3月には、オーストラリア(メルボルン、シドニー)での現地訪問調査、6月には国際初年次教育学会大会(アメリカ・ハワイ)での発表、8月には日本教育心理学会での自主シンポジウム、9月の日本での初年次教育学会第6回大会では、「初年次教育から始めるキャリア教育」と題するシンポジウムでの報告、同じく9月は、カナダ(バンクーバー)での第2回目の現地訪問調査で海外の現状把握と現地での研究者との意見交換を行った。
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今後の研究の推進方策 |
26年度は、5月末に名古屋大学で開催される大学教育学会でラウンドテーブルを企画実施する予定である。 これまでの研究成果を踏まえて、最終年度でも今年度は、分担者の間での研究成果の統合と成果の公表へ向けた活動を主軸として計画を進めている。
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次年度の研究費の使用計画 |
25年度末に想定していた海外調査を延期し、最終年度における3年間の研究成果の総括として、国内における学会発表や研究者間の意見交換、さらには海外の研究者との共同研究を行うべく、研究の充実に向け、計画の再編成を行ったため。 最終年度の研究として、キャリア教育の質保証にライティングスキルズ育成がいかに貢献し得るか、これまでの国際連携研究、とりわけ日本とカナダとの共同研究の成果を精査する。
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