本課題は平成24年度から平成26年度までの3年間で計画されていたものであるが、実施計画の遅れもあって残額が生じ、平成27年度に4年目として研究を継続した。 平成27年度は、一部消耗品を購入したほかは、2016年1月にオーストラリア・メルボルンで開催された The 12th International Conference on Theoretical Issues in Sign Language Research(TISLR 12:手話言語研究における理論的問題第12回国際会議)に参加するための旅費として使用した。 本年度は、2016年1月に上記会議において、The Lexical Influence of Japanese Sign Language on Taiwan and Korean Sign Languages: Data from Taiwanese and Korean Deaf Signers(台湾手話および韓国手話における日本手話の語彙的影響:台湾人ろう者および韓国手話ろう者のデータから)という表題でポスター発表を行なった。
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