人文社会科学系学科の授業における職業実践的プロジェクトの設計・評価を通じ、問題解決型の学習活動モデルについて次の4点から検討した。(1)学習科学の立場から、先行研究を踏まえた学習活動のデザインと評価を行った。(2)卒業生へのインタビューを質的に分析し、学習環境の要件を導出して、授業デザインに反映した。(3)事例調査として、国内外の多様な実践を検討し、分析枠組みとして応用した。(4)実践的検証と事例の蓄積として、関連の実践者を招いての授業研究会の開催、実践者向けの資料作成を行った。最後に、初年次の産学連携プロジェクトの実践的検証を通じ、ジグソー法を応用した協調的な学習活動モデルを提案した。
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