研究課題
平成26年度は、年度目標として「人材育成プログラムの実践と公表を行う。」を掲げ、評価人材育成プログラム(案)を用いた研修プログラムを実際に運用し、実践を通して、課題の解決や、さらなる進化を図り、この結果の社会への公表を進めた。評価・IR人材育成のためのコンテンツ開発については、評価・IR業務を「データ収集」「データ分析」「改善への活用」という3つのフェイズに分けて、3つの人材育成コンテンツを開発し、国内外の評価・IR担当者とともにより実践的なものへの改良を進めてきた。今年は、その集大成として、「データ収集」「データ分析」「改善への活用」のどのフェイズの課題でも対応できる研修プログラムとして52名と実践を行った。これらのコンテンツを人材育成プログラムに体系化するために、「データ収集」「データ分析」「改善への活用」の3つのフェイズの前に「調査・分析の設計」というフェイズを加え、4つのプロセスとして整理した上で、そこに2つ程度の要素を設定し、上級、中級、初級の能力段階ごとに能力を設定した。この妥当性を検証するために、大学評価コンソーシアム会員を対象にこの能力段階表を用いた能力実態調査を実施しし、78名から回答を得た。その結果、一定程度の妥当性のある評価・IR人材の能力の定義表(ルーブリック)を作成することができた。これまでの人材育成コンテンツは、そこで定義されたどの能力を涵養するためのものか、ということも明らかになったため、体系的な「人材育成プログラムの実践と公表」を行うことができた、と言えよう。
人材育成プログラム開発の教材や実践結果はwebサイトで一般公表している。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 図書 (5件) 備考 (5件)
情報誌「評価とIR」
巻: 1 ページ: 5-14
巻: 1 ページ: 31-38
巻: 1 ページ: 39-47
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