研究課題
基盤研究(C)
幼児期から児童期初期における道徳教育の連続性は、他者の視点を取り入れようとする自己の世界の拡張段階として統一的に捉えられると考える。本研究では、この時期の実践において、保育者・教師自身の道徳観が子どもへの伝わり方に影響があることや、それには経験年数や保育環境の違いが関係することなどが示唆された。また、保育者の多くが、思いやりや相手を思うことなどを大事に考えており、かかわりの場面では互いの気持ちや思いを聞くなど、他者の視点を取り入れる援助を積極的に行っていることなどが示された。
幼児教育 保育学 乳幼児心理学