研究課題
基盤研究(C)
保育者養成史資料の検討、保育現場管理職対象の養成校への要請に関する質問紙調査、学生および保育者対象のジェンダー観とライフ・ワーク・バランスに関する質問紙調査、保育記録の分析、保育者養成課程の授業分析、保育学生の継続的子どもイメージ調査等を実施した。近年、保育者養成への4年制大学の参入が急増しており、授業内容と方法には工夫が見られ、学生の4年間の成長は確認できたが、社会の保育者の専門性や待遇に関する認識は明治期以来低いままである。急激な社会変化に伴う保育ニーズの多様化や困難さに対応できる高い専門性を備えた保育者養成が必要であり、保育者の専門性の正当な評価と待遇の改善が早急に望まれる。
発達心理学・幼児教育