研究課題/領域番号 |
24531092
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
前田 賢次 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80292069)
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研究分担者 |
桑原 清 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (00178154)
倉持 祐二 京都橘大学, 人間発達学部, 准教授 (00460684)
佐藤 有 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (10125370)
平野 知見 京都造形芸術大学, 芸術学部, 准教授 (10441122)
木全 清博 京都華頂大学, その他部局等, 教授 (40142765)
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キーワード | 国際研究者交流 / 国際情報交換 / オーストラリア / 総合学習 / 小学校低学年教育 / カリキュラム / メルボルン / サウスウェールズ |
研究概要 |
2012年度の中国(北京市)、ロシア(モスクワ・ノヴォシリビスク)、アメリカ(メリーランド州)での調査、及び国内調査で収集した資料や研究者・学校関係者からの聞き取り、授業記録等を整理するとともに、研究協力者間で共有し共通理解を図った。このうち特に中国調査と国内調査の成果の一部を、日本社会科学会にて研究協力者とともに共同発表を行った。 また、2013本年度は豪州でヴィクトリア州メルボルン市とクイーンズランド州ケアンズ市で調査を行った。メルボルンではアバーフェルィデー小学校、カールトン小学校において授業参観を行うとともに、同校の総合・合科に関わる教育について教職員から聞き取り調査を行った。さらにメルボルン大学、モナッシュ大学にてそれぞれ研究者よりオーストラリアの教育の現状とともにヴィクトリア州の総合・合科に関わる教育の現状と課題について聞き取りを行った。 ケアンズではジェームズ・クック大学にて研究者よりクイーンズランド州の小学校カリキュラム開発の現状と課題、特に総合・合科に関わる教育について聞き取り調査を行った。 さらに研究分担者会議と合わせて京都市内にてシドニー・マッコーリー大学の研究者よりサウスウェールズ州のearly years educatonの現状と課題を聞き取り調査を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2013年度は調査対象との日程調整の都合で、3月に現地調査となり、収集資料や授業記録の整理、学校関係者・研究者からの聞き取りの整理と検討分析を次年度に持ち越さざるを得なかったため。
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今後の研究の推進方策 |
2013年度の成果としてオーストラリア調査の成果を、国内学会にて共同研究で発表する予定である。また2014年度は最終年度として、国内調査に合わせて、これまでの成果の共有と検討を行うとともに3月発行予定の最終報告論文集の作成についての会議を予定している。
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次年度の研究費の使用計画 |
2012年度の人件費として計上した研究協力謝金が、調査日程の都合で相手方の時間数と人数が少なくなり支出予定総額との差額が生じ、持ち越した形となったたため。 2014年度の調査研究において、記録起こしや研究協力費に用いる予定。
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