研究課題
基盤研究(C)
本研究では、小学校外国語活動、学級経営、児童の性格要因という三者の関係を調査した。学級経営の状態と児童のソーシャルスキルの測定にはhyper-QU質問紙を、児童の性格要因の測定には、小学生用所要5因子性格検査を用いた。結果は、外国語活動の成否は、良い学級作りがその土台にあることが再確認された。また、良い学級風土は、児童個々の性格要因の醸成に寄与していることも分かった。さらには、豊かな心や社会規範、他者を思いやる気持ちを持った児童ほど、外国語活動に積極的に参加し楽しんでいることも明らかとなった。
英語教育学・第二言語習得論・小学校外国語活動