本研究では、学校や教員、学習者をとりまく状況において、社会科授業をどのように改善すればよいのか、各々の状況において、PDCAを行うためにどのような支援をすればよいか、システムを構築すればよいかについて,2つのグループと個人に対してアクションリサーチを行い,検討した。第一は、教員集団のリーダーを養成することによって教員の研究会を組織することである。第二は、同僚やグループ・附属学校や教育委員会、研究者らが係わる協働の研究会を組織することである。第三は、若年教員が直面する課題は様々であり、柔軟で継続的な授業改善を行う動機や意欲を保つ研究環境を整えることである。
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