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2013 年度 実施状況報告書

国語科と英語科の連携による教員と学習者のための教科内容高度化プログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 24531123
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

菅井 三実  兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (10252206)

研究分担者 辻 幸夫  慶應義塾大学, 法学部, 教授 (10207368)
八木 健太郎  中央学院大学, 商学部, 講師 (80440527)
八木橋 宏勇  杏林大学, 外国語学部, 准教授 (40453526)
キーワード言語教育 / 国語科 / 英語科
研究概要

本研究プロジェクトは、国語科と英語科との連携を目的に具体的な教育内容の充実を図るものであるが、全3ヶ年のうちの1年目にあたる平成24年度において本研究プロジェクトの基礎文献となる単行本を刊行し、予定を上回るペースで進んだことから、2年目に当たる平成25年度は、研究代表者の勤務校(兵庫教育大学)に大学院生として在籍する小学校教員、中学校・高校の国語科教員および英語科教員との意見交換の機会をつくり、教育現場との互換性を高めるための検討を重ねた(下記[1])。併せて、言語学習や言語理解に関する基本概念を専門用語事典の中で更新した(下記[2])。
一方で、社会文化学的な視点(下記[3][4])やと日本語教育の知見(下記[5])を援用し、柔軟なアプローチを取り入れる方策を志向しているところである。
[1]菅井三実2014「文章作成指導へ言語学的アプローチ」『月刊兵庫教育』(兵庫県立教育研修所), 平成26年3月号, pp.28-31, [2]辻幸夫・菅井三実(ほか)2014『新編・認知言語学キーワード事典』研究社出版, [3]八木橋宏勇 2013『世界の英語と社会言語学―多様な英語でコミュニケーションする』慶應義塾大学出版会.(Yamuna Kachru and Larry E. Smith, Cultures,Contexts,and World Englishes. Routledge, 2008.)の共訳), [4]八木橋宏勇「ことわざの定型性と創造性」日本ことわざ学会(2014年3月23日), [5]八木健太郎「中国人留学生の言語的実践についての一考察―就職活動場面等における日本人学生との違いから―」留学生教育学会第18回研究大会. (2013年8月24日)

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の計画から大きな問題はなく、平成25年度も計画通り進んでいる。

今後の研究の推進方策

これまで当初の計画から大きな問題はなく、基本的に計画通り進んだ。平成24年度に上梓した単行本を基礎資料としつつ、平成25年度における教育現場との意見交換会の成果を積極的に加味し、最終年度に当たる平成26年度では具体的な教材開発に取り掛かる。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度末に発注した消耗品等の支払いが翌年度払いになったことによる。
支払いが翌年度になったことによるものであって、年度末に納品はされていることから、研究計画に大きな変更は必要ないと判断される。

研究成果

(5件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 文章作成指導へ言語学的アプローチ2014

    • 著者名/発表者名
      菅井三実
    • 雑誌名

      月刊 兵庫教育 (兵庫県立教育研修所)

      巻: 2014年3月号 ページ: 28-31

  • [学会発表] ことわざの定型性と創造性

    • 著者名/発表者名
      八木橋宏勇
    • 学会等名
      日本ことわざ学会
    • 発表場所
      豊島区南大塚地域文化創造館
  • [学会発表] 中国人留学生の言語的実践についての一考察

    • 著者名/発表者名
      八木健太郎
    • 学会等名
      留学生教育学会第18回研究大会
    • 発表場所
      北陸大学
  • [図書] 『世界の英語と社会言語学―多様な英語でコミュニケーションする』2013

    • 著者名/発表者名
      八木橋宏勇(ほか共訳)
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      慶應義塾大学出版会
  • [図書] 新編・認知言語学キーワード事典2013

    • 著者名/発表者名
      辻幸夫・菅井三実(ほか)
    • 総ページ数
      496
    • 出版者
      研究社

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公開日: 2015-05-28  

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