研究課題
基盤研究(C)
批判的読みの指導に習熟する初期及び過渡期では、次の3点に基づき実践プログラムを構築することが有効である。①批判的読みの要素(中でも具体例のあり方)を精選し、限定的に位置づける。②学習活動として、筆者の意図を推論すること、自己の考えを形成することの順序性は、学習者の実態(筆者の立場での推論、自己の読み・考えの主張の程度の違い)によって決定する。③具体例のあり方を軸に批判的読みのスキーマ形成の授業を分量の少ないテクストを用いて行う。
国語科教育学