研究課題
基盤研究(C)
本研究は、音楽表現活動のプロセス全体をさす「音楽デザイン」の概念や構想を取り入れ、誰もが音のイメージを具体化し、生活の中に「音の記憶」を根付かせることができる創造的な音楽表現活動の実現を目的とするものである。音楽デザイン的構想に基づいて創作活動を再考することにより創作活動の意義と留意点があきらかになった。創作学習支援システムの構築のためにタブレット端末を導入し,講習会やワークショップを通して,具体的な授業プランを広く提案した。また,愛媛県内の小・中・高等学校と連携して授業実践を行い,楽しい創作活動を展開した。ICTの有用性は実証できたが,教師の支援や評価方法についての課題も明確となった。
音楽デザイン(作曲)