算数・数学の学習につまずき、スペシャル・ニーズがある子どもたちに治療的な教育介入を行った。教育介入期間は、約1~10年で、対象とした子どもたちは、知的障がいや発達障がい、水頭症による頭蓋内圧の変化や髄膜炎による高熱と心肺停止など学習困難の原因に関して医学的な所見が明確である場合、及び、医学的所見は明確でないが同等な困難が観察される場合である。ヒューリスティックな治療的教育介入の結果は、数年間にわたる学習の継続と所期の学習達成の可能性を示した。そして、その教材と学習過程を電子化し、WEBデータベース(http://www.dbmath123.edu.u-ryukyu.ac.jp/)を構築した。
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