研究課題
基盤研究(C)
東日本大震災における被災者の体験談を分析し、被災者は体験した出来事だけではなく、自身の感情や教訓なども語っていることを明らかにした。防災教育教材である「稲むらの火」を用いた心理実験を行い、物語の筋にあたる部分は記憶に残りやすいがそうでない部分に相当する津波襲来の場面は記憶に残りにくいこと、教材からの学びが日本人と中国人で異なることを明らかにした。また、震災エピソードを用いた教育講話をデザインし、多くの授業や講演を実践した。
認知心理学