研究課題
基盤研究(C)
原木からの製材を個人規模で試行し,木材を有効利用できる挽き材方法として,材の形状に応じて行う縦挽きが効果的であることが確認できた。これにより柱状・板状材が無駄なく得られるようになり,多様な形態をもつ彫刻制作が実現できた。この技術と知見から,積木様板状木片が造形用素材として有効であることが示唆された。幼稚園において試作品を供し,実際の幼児の造形活動を検証することを通し,木片の適切な形体を提案できるに至った。
彫刻 美術教育