研究実績の概要 |
大学生の環境意識に関する意識を因子分析により求めた(木材を利用したものづくりにおける大学生の環境意識に関する研究,滋賀大学環境総合研究センター研究年報Vol.11 No.1,2014), 森林の有効利用を実現するため,雑木林,間伐材や河川に流れ着いた流木等を利用した中学校技術・家庭科向けの教材開発を開発した(滋賀県の木質資源を利用した環境教育教材の開発,滋賀大学環境総合研究センター研究年報Vol.12 No.1 2015),(Development and Trial of Teaching material for Environmental Education Using Woody Biomass of Local origin, International Conference on Technologu Education in the Asia Pacific Region,2015)。また,幼児が使用しても安全な(誤飲しない大きさ,ケガをしない,化学物質を含まない)玩具を製作し,評価した(雑木・間伐材を用いた幼児用玩具の製作と評価,福井大学教育地域科学部紀要,第6号)。研究代表者の地元の戦前の公害問題とその解決についても「日本海地域の自然と環境」(2015)にまとめた。 敦賀市中池見湿地での地域保全・環境教育の一環として,足踏み水車である踏車の複製を作製し,実践に供した(敦賀市中池見で使用された踏車の複製と揚水作業の実際,日本技術史教育学会誌 第18巻1,2合併号)。 福井県と石川県のみで確認されているエチゼンダイモンジソウ(環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類)を,福井県立坂井高等学校とも協力し増殖中である。坂井市丸岡総合支所(エチゼンダイモンジソウの生息地は丸岡町竹田地区)とも連携を始めており,平成29年度には竹田地区でのダイモンジソウ復元活動を実施に移す.
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