• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実績報告書

思わず言いたくなる英語のビデオ教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 24531207
研究機関福岡教育大学

研究代表者

中島 亨  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40263983)

研究分担者 早瀬 博範  佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (70173052)
江頭 理江  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70203619)
奥田 裕司  福岡大学, 人文学部, 教授 (90258335)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード英語教育 / ビデオ教材 / 思わず言いたくなる / 口頭練習
研究実績の概要

これまでに作成した映像教材は合計14本となったが、そのうちの3本を最終年度に作成し、ユーザーの反応を調査した。14本のビデオのうち、7本が動画を含むビデオ教材であった。残りの7本はプレゼンテーションソフトウェアを用いて、スライドを表示するタイミングや1枚のスライド内の動きを授業者自身がコントロールできる形式の映像教材であった。
今年度はこれまで通りビデオを作成を行った。本年度は3本のビデオ、特に有名な絵画を使った映像教材、詩の朗読を風景を背景に出るテキストを元に聞き、音読を促すビデオ教材・スライド形式の映像教材を作成した。また、引き続き映像教材の効果を学校現場や教員研修の場で学習者・教員に対して試行た。本年度は学習者に対する試行については、今年度の福岡教育大学、福岡教育大学附属小倉中学校および福岡教育大学附属福岡小学校を含め、福岡県内の小学校および中学校、大学において実施した。教員に対する試行は各学校教員の校内研修会・地区研修会等において行った。
これらの結果、(1)学習者・教員に対するアンケートの記述や口頭(インタビューを含む)にて収集した内容(2)研究者の観察によると、これらの教材に基づいて英語を声に出す積極性が高まった。ビデオの内容についての分析については、単に表示されるテクストを読み上げる形式の教材よりも、クイズに英語で答えたり、インタラクションしながら英語を言う形式の教材の方が効果が高かった。これは「思わず言いたくなる」のは、「言いたくさせる工夫」として映像教材がなんらかの「挑戦」をユーザーに与えるものが内容として効果があることが判明した。教材の形式について教員はビデオ形式のものよりも、教師側がスピードをコントロールできるスライド形式のものの方が使いやすいと回答した。

URL: 

公開日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi