研究課題
基盤研究(C)
家庭科の授業教材を開発するため、安全で簡便な二つの染色方法を研究した。玉ねぎ外皮を用いた染色では、化学試薬の代わりに食品添加物が媒染に使用できることを明らかにした。さらに、玉ねぎ外皮を有効に利用する染色法を研究し、標準量の25%で染色できる方法を提案した。また、土を用いた染色法では、土や繊維の種類と、染色液のpHが染色に大きく影響することが分かった。さらに緩衝液の種類が異なると、同じpHであっても染色の挙動が異なることが分かった。
被服整理学