研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、「学習者の多読を促進できる教材の不足が古文離れの一因である」との現状認識のもと、学習者が自身を重ねやすく、且つ、未来に向けた規範にしやすい物語を集成したリーディング教材を高校現場向けに作成し、多読環境の整備に資することにある。そこで、本研究においては、学習者自身が様々な「環境」との関わり方に思いを致せるような〈困難を克服する子ども物語〉を、新資料も含め、報告者自身が指導効果を臨床的に検証した上で教材化した。
日本古典文学