研究課題
基盤研究(C)
知的障害児の小集団指導におけるチームティーチングについて、補助指導者の役割と位置取りの観点から検討した。運動課題において、補助指導者が前方に位置取り動作モデルを示すことで、対象児の運動課題の遂行が高まることを明らかにした。また、小集団指導における子ども同士のやりとり行動を促すための手続きを検討した。一斉指示のやりとり機会で子どもの応答行動が低下すること、その改善のための予告指示、動作モデルの提示、iPadの使用、集団随伴性の適用が有効であることを示唆した。
教育学