質問紙調査・ヒアリング調査等をもとに連携の阻害要因を研究した結果、多くの養護教諭は、クラス担任を持っていないので、クラス運営、特に学習指導に関して助言がしにくいことが明らかになった。そこで、養護教諭は主幹教諭や生徒指導主任になることにより、他の先生たちを指導することが出来るようになる。これらの研究などから、阻害要因として以下の2点が示唆された。①養護教諭が学習指導に参加・助言できない場合②養護教諭とそれ以外の教員との情報の共有化ができない場合 また、特別支援教育において、被虐待児への支援が置き去りにされていることも示唆された。
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