2013年9月5名の日本人若手研究者との共著で、「Lefschetz Properties」と題する英文250頁の講義録を出版した。これを完成するためには10年の歳月を要した。その過程で、本研究が、代数学の多くの他の分野と密接に関連していることが明らかになった。 2012年9月、ハワイ東海大学にて国際研究集会を開催し、国内外の研究者13名を招待し、その時点での最新の成果報告と意見交換を行うことができた。2015年3月、独、米、西の3名の研究者の協力の下に、ドイツ・ゲッチンゲン大学ににて、再度、国際研究集会を開催し、国内外(日・独・米・伊・瑞)の研究者約25名が集まり、成果報告・意見交換を行った。
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