研究課題
基盤研究(C)
トーリック環の幾何的な変形として、中心対称配置など、対称性を持つ配置構成法に注目し、トーリック環・イデアルの環論的性質について研究した。特に、中心対称配置よりも適用範囲が広く、多くの反射的凸多面体を生み出す、「調和する配置」を発明した。また,様々な組合せ論的な対象に付随するトーリックイデアルについて研究し、例えば、任意の有限半順序集合に対して、その順序凸多面体の中心対称配置が反射的凸多面体であることを証明した。
計算可換代数