研究課題
基盤研究(C)
磁気流体力学方程式の定常的境界値問題に対して,我々の提出した分解定理に基づく解析手法を適用しその実効性と問題点を明らかにしました.具体的には,非斉次境界条件下での弱解の存在定理を示しましたが,その中でNavier-Stokes方程式に対して用いてきた分解定理に基づく解析手法の問題点が幾つか明らかになり,今後の研究課題が明確になりました.更に,定常解の安定性解析にも分解定理に基づく解析手法が有効であることを示唆する結果を得ることもできました.
偏微分方程式論