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2015 年度 研究成果報告書

電気化学的手法を用いたトポロジカル絶縁体・超伝導体の精密物性制御

研究課題

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研究課題/領域番号 24540320
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅰ
研究機関京都産業大学 (2015)
大阪大学 (2012-2014)

研究代表者

瀬川 耕司  京都産業大学, 理学部, 教授 (20371297)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードトポロジカル絶縁体 / トポロジカル超伝導体 / 電気化学 / 単結晶 / 輸送特性
研究成果の概要

この課題における研究により、新超伝導体Cux(PbSe)5(Bi2Se3)6 [CPSBS]を発見した。この物質は新しい超伝導体であり、トポロジカル絶縁体の関連物質である(PbSe)5(Bi2Se3)6 にCuを電気化学的にインターカレートすることにより超伝導が発現する。このCPSBSは超伝導転移温度こそ約2.8 KとCuxBi2Se3の約3.7 Kに比べて低いものの、帯磁率・比熱で測定された超伝導体積分率は100%近くのものが得られ、50-60%にとどまるCuxBi2Se3に比べて超伝導特性が良い。以後、このCPSBSもトポロジカル超伝導体の候補物質としてさかんに研究されることが期待される。

自由記述の分野

物性物理学

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公開日: 2017-05-10  

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