• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

X線発光分光によるペロブスカイト型誘電体の電場印加条件下の価電子帯異方性の観測

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24540325
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅰ
研究機関広島大学

研究代表者

中島 伸夫  広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90302017)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードペロブスカイト型チタン酸化物 / 電荷移動励起 / 誘電分極 / 共鳴X線発光分光
研究成果の概要

共鳴X線発光分光により量子常誘電体SrTiO3で観測されるラマン散乱ピーク(CTピーク)が、この物質で提唱されてきた紫外線照射化での局所的な分極領域の消長に直接対応するスペクトル構造であることが明らかになった。また、静電場を印加することで、この局所分極が強誘電的秩序構造をとることも明らかになった。
これにより、これまでいくつかの研究グループから提唱されていた「分極ナノドメイン由来の強誘電性」に対し、結晶構造に基づいた局所的な分極発生メカニズムによって説明できることがわかった。

自由記述の分野

光物性、誘電体物理

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi