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2014 年度 研究成果報告書

深海底炭素固定量の現場観測と深海生態系への貢献度のモデル統合

研究課題

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研究課題/領域番号 24540504
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 層位・古生物学
研究機関独立行政法人海洋研究開発機構

研究代表者

野牧 秀隆  独立行政法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, 主任研究員 (90435834)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード深海生態系 / 物質循環 / 炭酸固定 / 現場培養実験 / 同位体トレーサー
研究成果の概要

「光合成に依存していると考えられていた深海生態系に、化学合成の貢献はどの程度あるのか」を、さまざまな環境の深海底で炭酸固定量を現場測定することで明らかにした。添加した無機炭酸からの有機物生産量は海域ごとに大きく異なり、相模湾漸深海帯で最も高く、深海平原ではほとんど検出されなかった。また、炭酸固定を行うと期待される微生物の存在量と炭酸固定量との間には明確な相関は見られなかった。相模湾における海底での有機物生産量を定量化すると、沈降有機物供給量の1-2%を占める。沈降有機物が難分解性の有機物で占められることを考えると、海底で微生物により生産される有機物の役割は無視できない量であろう。

自由記述の分野

深海生態学

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公開日: 2016-06-03  

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