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2014 年度 研究成果報告書

M-type花崗岩の熱水流体の組成と挙動

研究課題

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研究課題/領域番号 24540507
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
研究機関筑波大学

研究代表者

黒澤 正紀  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (50272141)

研究分担者 笹 公和  筑波大学, 数理物質系, 准教授 (20312796)
安間 了  筑波大学, 生命環境系, 講師 (70311595)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード流体包有物 / 微量元素 / 花崗岩 / 丹沢 / PIXE
研究成果の概要

島弧のM-type花崗岩の熱水流体の組成的特徴と挙動を明らかにするため、丹沢花崗岩体に含まれる流体包有物の微量金属元素濃度を粒子線励起X線分析法(PIXE)で定量分析した。また、花崗岩の固結条件から熱水流体の発生条件と鉱床形成との関係を検討した。丹沢花崗岩体の多相包有物と2相包有物は、同年代の周辺花崗岩のものと比べて、Cu・Ti・Mn(あるいは Fe)の濃度が高く、Sr・Geが著しく低いことが分かった。Cu濃度が高いにもかかわらず、周辺に大規模銅鉱床がないのは、流体の発生深度やその後の表層部の削剥と関係している可能性がある。

自由記述の分野

鉱物学

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公開日: 2016-06-03  

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