研究課題/領域番号 |
24540511
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
芳川 雅子 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), その他 (00378605)
|
連携研究者 |
荒井 章司 金沢大学, 大学院自然システム学系, 教授 (20107684)
小林 哲夫 鹿児島大学, 大学院理学研究科, 教授 (70112430)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | かんらん岩捕獲岩 / 沈み込み帯 / 交代作用 / ピナツボ火山 / 微量元素組成 / Sr-Nd同位体比 |
研究成果の概要 |
ピナツボかんらん岩捕獲岩4試料のかんらん岩内部の角閃石および母岩とかんらん岩の間に観察される角閃岩selvageの角閃石の微量元素・Sr-Nd同位体組成を求めた。角閃石selvage中の角閃石のこれらの特徴から、selvageはかんらん岩が母岩に取り込まれた際に、かんらん岩表面に母岩デイサイトから角閃石が晶出して生じた事がわかった。一方かんらん岩中の角閃石の微量元素とSr-Nd同位体比の特徴は、ピナツボ火山下のマントルウェッジに沈み込んだ海洋地殻・かんらん岩由来の流体が付加したと考えることで説明可能である事がわかった。
|
自由記述の分野 |
同位体岩石学
|