研究課題
基盤研究(C)
海洋プレートが下部マントルまで沈み込んだ場合に存在していると考えられているカルシウムフェライト型NaAlSiO4について、1気圧下および高圧下でのラマン分光測定から得られた結晶の格子振動の情報に基づき、理論的に定圧熱容量とエントロピーが推定された。また、地球下部マントルの最主要鉱物(Mg,Fe)SiO3ペロブスカイトのアナログ物質である(Mg,Fe)GeO3ペロブスカイトについて高圧ラマン分光測定を行い、格子振動の振動数の組成依存性に関するデータを取得した。
鉱物物理化学