ACトラップの四重極電場によって数万個の数十ミクロンの帯電微粒子を安定に閉じ込め、クーロン多体相互作用する粒子の集団現象、構造、揺らぎ、などを系統的に調べ, 中性子星外郭の一成分強結合プラズマの液体または固体、液体プラズマの物性等や、大自由度カオスの物理に対する新しい知見が得られた。主な結果は(1)強結合プラズマの固体の光学モードの音波分散特性を得た。(2)閉じ込め周波数、電場強度によって微粒子集団の固相、液相の分離する構造を見つけ微粒子密度の長時間にわたる揺らぎの観測により冪乗の周波数のパワースペクトルを得た。(3)結合度が強いと大偏差統計が実現することが観測された
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