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2014 年度 研究成果報告書

分子光解離で生成した”もつれ”励起原子対からの蛍光放出促進機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24550013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関東京工業大学

研究代表者

穂坂 綱一  東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (00419855)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード光解離 / もつれ / 水素分子
研究成果の概要

水素分子にエネルギー30eVの真空紫外光子を照射し光解離させると、磁気量子数のもつれた励起2p原子ペアが生成する。この2p原子ペアからの2光子放出過程において、その放出角度相関と検出時間相関に顕著な圧力効果が見られ注目を集めていた。それらの圧力効果が“もつれ”の喪失で説明できるであろうという仮説のもと、両者の関係解明を目的に研究を開始した。
しかし、検出器と計数系の更新を進めた結果、この圧力効果が“もつれ”の喪失とは関係のない、宇宙線ミューオンの影響で説明できることが明らかになった。宇宙線ミューオンの影響を無視できる条件で再測定したところ、従来の圧力範囲では圧力効果が見られなかった。

自由記述の分野

物理化学

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公開日: 2016-06-03  

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