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2014 年度 研究成果報告書

電子伝播関数を用いた分子の多価イオン状態の計算手法開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24550015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理化学
研究機関金沢大学

研究代表者

井田 朋智  金沢大学, 物質化学系, 准教授 (30345607)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード電子伝播関数
研究成果の概要

近年のフェムト秒レーザー技術の進歩により、多価イオン状態の分子物性について多くの情報が得られるようになった。本研究は電子伝播関数プログラムを改良することで、2価の1-クロロ-2-ブロモエタンのC-C結合自動解離過程を研究することを目的とする。結果として多価イオン状態を計算する電子伝播関数プログラムの改良に成功し、従来用いられるADC(2)法と遜色ない結果を効率的に得られることが分かった。このプログラムを用いて2価の1-クロロ-2-ブロモエタンのC-C結合解離過程を探索したが、単純な解離過程はほとんど存在せず、結合解離には振動-電子相互作用といった量子効果の考慮が必要であることが分かった。

自由記述の分野

理論化学

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公開日: 2016-06-03  

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