研究課題
基盤研究(C)
光などの外部からの刺激によって状態が変化する化合物(分子スイッチ)は、デバイスとしての利用や化合物(化学種)の検出などにおいて、近年注目されている。本研究では、共有結合ではなく機械的な結合によって1分子を形成している化合物を用い、それらの成分間の相対位置を液性変化によって選択的にコントロールできる分子スイッチを合成した。特に複数の機械的な結合を組み入れることで、酸や塩基の量や強弱によって5状態を検出できうる分子スイッチとスイッチシステムを見出した。
化学