研究課題
基盤研究(C)
外部刺激により金属に配位したヒドラゾン化合物上の可逆なプロトンの付加・解離およびこれと連動した酸化還元が発現するクロミック錯体の創出を目指した。各種ヒドラゾン化合物を配位子とする新規Pd(II), Pt(II), Cu(I), Cu(II), Ru(II), Ru(III), Ag(I), Au(I)錯体を合成して構造を決定し,すりつぶしや加熱,光照射,塩化水素ガスへの曝露にともなうプロトンの付加・解離と酸化還元挙動,溶液中および固相における色と発光性の変化を明らかにした。
錯体化学