研究課題
基盤研究(C)
ポルフィリン誘導体とビオローゲン誘導体をモノマーとした界面重合反応の結果、モノマー形状が反映されままマイクロメートルサイズまで成長した、正方形あるいは長方形の高分子膜の形成が確認された。この膜は100nm程度の膜厚を持つ二次元高分子膜の積層体であることが示された。ビオローゲン誘導体からビフェニル誘導体へと変更したところ、数nmから十数nm程度の膜厚を持ちながらcmスケールに至るほどの面積を持つ二次元高分子の創製に成功した。
分子集積化学