環境中の天然放射性核種の土壌から水圏への移行を他の微量元素の移行との関係で明らかにするとともに、水中の化学的環境や微生物との関係で明らかにした。 広島大学東広島キャンパス内の河川中に存在するバイオマットを使ったモデル実験を行い、放射性核種の吸脱着について明らかにした。また、バイオマットを電子顕微鏡で観察し、EDXによりバイオマットの元素組成を調べた。 これまでの知見を基に福島第一原子力発電所事故で汚染された福島の支援に関する研究へと展開した。具体的には、福島市の森林下流水域の水田から基準値超の汚染米が出たが、その原因を探った。
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