研究課題
基盤研究(C)
研究代表者は翻訳終結因子欠損大腸菌およびピロリジルtRNA合成酵素(PylRS)・tRNA(Pyl)システムを用いてメチルリジン誘導体BocKme1をヒストンH3タンパク質の複数カ所、K4、K9、K27、K36、K79の位置に導入したのち、Boc基を脱保護することでモノメチルリジンを複数含むタンパク質を数mg~数十mgオーダーで調製することに成功した。本研究におけるモノメチルリジン含有ヒストンタンパク質の調製法を利用することでエピジェネティクス研究の進展が期待される。
化学生物学、構造生物化学