近年の地球温暖化問題を考える上で電気エネルギーの有効利用は必須事項である。そのためには自然エネルギーによる創エネルギーの普及は必要不可欠であるが,同時に電力を“貯める”蓄電デバイスの開発も革新的に進展させる必要がある。本研究では現在の”充電池“では不十分な出力特性を有し,電気二十層キャパシタを超える蓄電量を有する新規高出力蓄電デバイスの構築を目指した。その結果,エネルギー密度に優れるリチウムイオン電池材料をナノ粒子化し,ナノ炭素材料と複合化することで徹底的に高出力化し,次世代キャパシタ用電極材料候補の創製に成功した。
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