研究成果の概要 |
本研究では、第一遷移金属酸化物ナノクラスター表面修飾TiO2(MOs/TiO2)を調製し、その熱および光触媒活性を系統的に調べると共に活性支配因子を解明した。また、MOs/TiO2の中でも、Co2O3/TiO2は、TiO2のUV光活性を維持しつつ高い可視光活性(300 < 波長 < 800 nm)を発現すると同時に熱触媒活性(波長 > 800 nm)を合わせ持つことを見出し、これが理想的な“ソーラー環境触媒”になりうることを示した。平成24年度~平成26年度までの研究成果をまとめてレビューとして公表した(J. Phys. Chem. C 2014, 118, 12077-12086)。
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