感光性高分子において、光重合・光分解系、光分解・光重合系、光重合・光架橋系と分類し、それぞれの検討を行った。光重合・光分解系においては、光照射により作製した樹脂モールドにおいて、光照射により樹脂モールドの表面エネルギーを制御することに成功した。光重合・光架橋系においては、カルコン含有ジメタクリラートの合成に成功し、その光重合・架橋挙動を検討した結果、光開始剤の選択や照射波長の変化により重合や架橋反応を制御できることを見出した。光重合・光分解系において、新規光酸発生剤を用いて405nm光を始めて光硬化系に用いることに成功した。
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