<顔動画像に対する個性に基づく画像合成> 主成分分析結果と顔の属性(今回はスキンケア製品の使用頻度)の重回帰の結果を基に,各属性の変化にともなう顔動画像の合成を実現した.その結果,様々な属性に対する動的な顔画像の合成が実現した. <和漢心療科との連携による個性を維持しつつより健康的な顔画像への合成の実現> 本研究では,金沢大学付属病院の和漢診療を行っている小川恵子先生と連携し,和漢外来の患者の顔動画像の撮影を行った.医師のほうでは,顔だけでなく,舌診,問診,聞診,脈診,服診などの結果から患者の健康状態の属性を得ている.画像の主成分結果と医師により与えられた属性との間の相関解析(重回帰)を行うことにより,個性を維持しつつより健康的な顔画像への合成を実現した.
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