(1)THz帯で負の誘電率を示すメタマテリアルの作製と評価を行った.具体的にはワイヤーグリッド構造をリソグラフィーにより作製し,THz時間領域分光により透過の偏光特性を調べた.THz域での偏光子としての特性が確認できた.(2)LEMKE色素を化学合成し,ポリマーに単分散した後,コロナポーリング法によりポールドポリマーとした.フェムト秒レーザー励起によるTHz波発生を確認した.(3)THz域のものはできなかったが可視域の双曲面分散を示すメタマテリアルを作製し,自然放出レートの増強効果(広帯域パーセル効果)を確認した.
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